女性必見!イソフラボンに便秘解消効果はない?その詳細を3分でご説明します!
イソフラボンではなく大豆食品の方に便秘解消効果
イソフラボン自体に腸内環境の改善効果があるわけではありません。
大豆食品に含まれるイソフラボン以外の2つの成分、
・大豆オリゴ糖
・不溶性食物繊維
が腸内環境を整えて便秘の解消を促進します。
便秘では、体内の毒素、老廃物がなかなか排出されない状態が続きます。
便秘の原因は、大腸内で便を移送させる蠕動(ぜんどう)運動機能の低下です。
蠕動運動の低下は、腸内の悪玉菌の出す物質で腸管が麻痺している状態です。
便が大腸を通過するのに時間がかかりすぎると、便の水分が吸収されてしまいます。
水分を吸われた便は硬くなってしまうため、排便が困難になります。
これが便秘です。
便秘の対策として、次の3つが重要です。
1.悪玉菌を抑制するために、善玉菌を活性化させる
2.便の水分量を増やすために、不溶性食物繊維を取る
3.大腸通過時に必要な水分を十分に摂取する
大豆食品ならば、これら3つを同時に対策できます。
大豆食品に含まれる大豆オリゴ糖と不溶性食物繊維の便秘解消効果
大豆オリゴ糖で善玉菌を活性化させて便秘解消
大豆オリゴ糖は、大豆食品に含まれています。
大豆オリゴ糖は、腸内の主要善玉菌であるビフィズス菌を増加させることで、
便秘の解消をサポートします。
ビフィズス菌は、悪玉菌の活動を抑制し、悪玉菌の作り出す有害物質の減少を促します。
すると、腸内の蠕動運動が活発になり、腸内で便が流れやすくなります。
このように、大豆オリゴ糖は、ビフィズス菌を通した腸内環境の改善につながります。
不溶性食物繊維で便の吸水性を向上
大豆には、不溶性食物繊維が他の食品と比べても多く含まれています。
この不溶性食物繊維は、保水性が高いです。
これによって、不溶性食物繊維は、腸内で水を吸収し膨張し、便を柔らかくします。
柔らかい便ならば、腸管の蠕動運動が弱くてもスムーズに排便できます。
また、不溶性食物繊維は、大腸内で発酵・分解されると、善玉菌であるビフィズス菌の増加につながります。
ビフィズス菌の増加で悪玉菌を抑制させることでも便秘を解消することができます。
まとめ
■便秘の解消の主役は、イソフラボンではなない
■大豆食品に含まれる大豆オリゴ糖と不溶性食物繊維が便秘解消をサポート
豆乳は大豆食品の中でも「大豆オリゴ糖」「不溶性食物繊維」「水分の補給」の便秘対策3か条を一気に満たすため、おすすめです。
豆乳を普段の食生活に取り入れていきましょう。