イソフラボンの摂取方法!大豆イソフラボンが含まれる食品をご紹介します
大豆イソフラボンが女性ホルモンの代わりになる?
大豆イソフラボンは、大豆食品中に含まれている成分です。
女性ホルモン「エストロゲン」と似た構造を持ち、
女性ホルモンの働きをします。
大豆イソフラボンが含まれる食品
大豆イソフラボンが摂取できる食品
以下に、大豆イソフラボンが多く含まれている食品を列挙していきます。
品名/摂取量/大豆イソフラボン含有量/含有率
・納豆 50g 65.0mg 13%
・豆乳 125ml 69.0mg 55%
・豆腐 110g 55.0mg 5%
・油揚げ 75g 52.5mg 7%
・大豆煮 50g 30.0mg 6%
・きな粉 6g 15.6mg 26%
・みそ 18g 7.2mg 4%
など
大豆イソフラボンが、女性ホルモンに似た働きをするとわかれば、
大豆食品を積極的に摂取したいと思うかもしれません。
しかし、厚生労働省が大豆イソフラボン摂取量上限を定めています。
過剰摂取は避けて、健康的な摂取量を維持しましょう。
大豆イソフラボン自体の摂取目安量は、70から75mgです。
大豆イソフラボンアグリコンが摂取できる食品
大豆イソフラボンアグリコン含有量を考えた献立も良いでしょう。
大豆イソフラボンアグリコンは腸内で吸収されやすい大豆イソフラボンの形状です。
以下は大豆食品100g中の大豆イソフラボンアグリコン含有率です。
・納豆 7%
・豆乳 2%
・豆腐 2%
・油揚げ 3%
・大豆煮 7%
・きな粉 26%
・みそ 4%
など
大豆食品を選ぶ際は、このアグリコン含有率をもとに選びましょう。
大豆イソフラボンアグリコンの1日あたりの摂取量は、16から22mgになります。
大豆イソフラボン75mgの摂取方法
次のような分量や組み合わせで大豆イソフラボンを摂取しましょう。
・納豆1パックとみそ汁1杯で75mg
・豆腐150gで75mg
・豆乳150ml1杯で75mg
・きな粉おおさじ5杯で75mg
サプリメントでの大豆イソフラボン摂取は、過剰摂取を避けるために必ず医療機関と相談しましょう。
大豆イソフラボンの働き
イソフラボンが注目される理由はその働きにあります。
女性ホルモンに似た働きをして、血液循環、細胞の機能活性化を促進することで、
体内の健康に保ちます。
イソフラボンを摂取すると、次のような効果があります。
・肌の新陳代謝促進
・髪のハリとツヤを保持
・皮下脂肪を調整し、女性らしい体を作る
・コレステロールの増加を抑えて動脈硬化を防ぐ
・骨を丈夫にする
・更年期障害の予防・改善
・骨粗しょう症の予防
・生活習慣病の予防
・生理を安定させる
・自律神経を安定させる
・膣や膀胱の自浄作用の向上
まとめ
■女性の健康と美容の保持には大豆食品が不可欠
今回取り上げた大豆食品についてもう一度おさらいします。
・納豆
・豆乳
・豆腐
・油揚げ
・大豆煮
・きな粉
・みそ
毎日の食事でこのリストの大豆食品を積極的に取り入れていきましょう。