牛乳アレルギーだけど豆乳はどう?イソフラボンの効果も期待できる豆乳はおすすめ!
牛乳アレルギーの方は豆乳がおすすめ!イソフラボンも優秀!
牛乳アレルギーの方でも、豆乳ならば飲むことはできます。
牛乳も豆乳も、どちらもたんぱく質を多く含むという特徴は似ています。
これだけでも、豆乳は牛乳の代用となれますが、
加えて豆乳にはイソフラボンが含まれています。
イソフラボンは女性ホルモンと似た作用を持ち、女性の健康と美容をサポートします。
もちろん、イソフラボンは男性にも効果があり、
薄毛などの過剰な男性ホルモンの働きを抑制する効果があります。
牛乳アレルギーで牛乳が飲めないのならば、
イソフラボンの美容効果もある豆乳で代用しましょう。
イソフラボンを含む豆乳と乳清タンパクを含む牛乳の比較
成分比較
豆乳も牛乳もどちらもたんぱく質を含みますが、
それぞれのたんぱく質の種類が違います。
豆乳の大豆たんぱく質は、植物性たんぱく質の代表例です。
大豆たんぱく質にはイソフラボンが含まれており、
抗酸化作用で体内の細胞をダメージから守る役割があります。
牛乳にはカルシウムが含まれており、骨や歯を作ります。
牛乳にはカルシウムのほかに、乳清たんぱく質が含まれ、抗炎症作用があります。
乳清タンパク質の抗炎症作用は、慢性的に筋肉合成を阻害する体内の微弱な炎症を抑制します。
慢性的な炎症を抑えることで、筋肉合成を促進できます。
体内での吸収のしやすさの比較
アメリカのDIAAS(消化性必須アミノ酸スコア)で、
たんぱく質の体内での吸収しやすさを比較します。
豆乳の大豆たんぱく質も、牛乳の乳清タンパク質も基本的にはどちらも吸収しやすいです。
しかし、乳清タンパク質の方がより吸収率が高いです。
イソフラボンが含まれる大豆たんぱく質の吸収率は89.8から90.6%です。
それに対して、牛乳の乳清タンパク質は、97.3から109%です。
どちらも吸収率は8割以上と吸収はしやすいですが、
乳清タンパク質の方がより吸収しやすいという特徴が分かります。
病気のリスクの比較
大豆に含まれるたんぱく質は植物性で、牛乳に含まれるたんぱく質は動物性です。
この2つのたんぱく質は、病気のリスクでも違いが生じます。
動物性たんぱく質の摂取量が多いと、糖尿病のリスクが高くなる傾向があります。
一方で、植物性のたんぱく質の摂取量が多いほど、糖尿病だけではなく、心血管疾患のリスクも低くなる傾向があります。
まとめ
■牛乳アレルギーの場合は、豆乳で代用可能
■豆乳は細胞を守り、病気のリスクを低下させる
もし、植物性たんぱく質である大豆たんぱく質に含まれるイソフラボンを摂取を考えているならば、無調整豆乳を選びましょう。
豆乳飲料の大豆たんぱく質含有率は0.9%以上、調整豆乳の大豆たんぱく質含有率は3.0%以上です。
しかし、無調整豆乳の大豆たんぱく質含有率は3.8%以上です。
効率的に大豆たんぱく質のイソフラボンを摂取したい場合は、無調整豆乳をおすすめします。